少女ナイトメア

物語

現実の全てが少女にとって悪夢そのものだった。
ある日を境に少女は悪夢を見るようになる。
それは現実の悪夢を象徴するような悪夢で。
でも、夢なら、夢の中でなら抵抗できるような気がした。

いつも無表情で、嫌なことがあると落ち込んで、楽しいときは笑い、虐められては恨んで、上手くいくと愉快に笑い、すべてを拒絶する。

朝起きて、

朝食を食べ、

学校へ行き、

虐められ、

帰宅して、

部屋にこもり、

夕食を食べ、

夜に寝る。

そして……

悪夢は強大だ。
行動を読み、対策を立てないと打ち破ることはできない。

こちらのできることは３つ。
抵抗するか、拒絶するか、道具を使うか。
逃げることはできない。

悪夢は少女に対して攻撃的です。
数で圧してきたり、精神的な攻撃をしてきます。
少女はそれに耐え、打ち破らなくてはいけません。

悪夢の言葉は辛辣です。
少女はそれに慣れることはないでしょう。
嫌なことを言われれば、少女は落ち込んでしまいます。

それでも
少女は悪夢に立ち向かわなくてはなりません。